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プロとして持っておくべき心構え

プロとして働く心構えを知っておこう

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プロとして持っておくべきもの

デイサービスの仕事には、資格を持たなくても就くことができるのが現状です。看護師など他の医療・福祉系の仕事と比べると、確固とした専門性が確立されていないと言えるでしょう。
しかし、プロとしての心構えがあるかないかは、大きな差となります。もちろん、資格を取ることは重要ですが、それだけではプロになったと言うことはできません。そこで必要なのが、プロとしての心構えです。デイサービスの仕事全体の専門性や地位を確立していく上でも、とても大切なことです。介護の仕事に対する適性も踏まえた上で、デイサービスの仕事をするのに必要な心構えを見ていきましょう。

常に学び続ける姿勢

プロとしての心構えの中で大事なことの1つが、学び続けること。介護の世界は、知識も技術も進歩を続けています。また、介護を取りまく社会全体も、年々変化しています。過去に得た知識や技術に頼っていては、遅れを取ってしまうでしょう。デイサービスの仕事では、研修の機会もたくさんあります。その時間を最大限に利用しながら、常に学び続けていきましょう。
そして、学び続けていく上で大事な心構えが、自分なりの介護観を確立しておくこと。日々の忙しさの中で、仕事への想いを見失いそうになることもあります。そんな時に支えとなるのが、自分の核となる介護観です。なぜこの仕事に就いたのか、利用者にとって必要なサービスとは何かなど、自分の原点となる介護観を、時には振り返ることも大切です。

完璧は求めない

デイサービスの仕事は一見、誰にでもできる仕事のように見えます。しかし、本当に質の高いサービスを提供し、1人1人の利用者に満足してもらう仕事内容は、素人ではできないことです。当然、プロとしての資質が求められるのですが、プロとしての知識と技術を身につけておくだけでなく、「自分はプロである」という自覚やプライドが伴わなくてはなりません。
また、プライドは持ちながらも、正解や完璧さを求める必要はありません。1人の利用者にとってベストなものが、他の人にもあてはまるとは限りません。そして、同じ利用者でも日によって状態は変化します。進歩を続ける介護業界の中で、その時々の指針となるものも変化していきます。そのことを理解して、より良いサービスを目指しながら、完璧を求めず、常に変化する状況に柔軟な対処をしましょう。

利用者の目線に立って仕事をすること

ぜひ忘れないようにしたい大事な心構えは、常に利用者の目線に立つこと。これこそが、デイサービスでの仕事の基本となる心構えです。ところが日々の仕事が忙しく、やることも多くなり、慣れもでてしまい細かいところまで目配りができなくなる。そんな時に、つい抜け落ちてしまうことがあります。
デイサービスの仕事は、「利用者第一」。そのためにやることも、学ぶことも、たくさんありますが、常に原点に立ち返って、仕事を楽しみながら続けていくことが、プロとしての心構えで最も大切なことなのです。

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