利用方法や料金などの基本情報を身につけよう!
デイサービスを上手に利用するために必要なこと
デイサービスの利用方法
デイサービスを利用する際は、まず「要介護認定」を受ける必要があります。地区町村の窓口または地域包括支援センターへ申請書を提出し、調査員との面談を経て認定審査を受けたら、あとは通知が来るのを待つのみ。
認定が下りたら、次は担当のケアマネジャーに相談します。話し合いをする中で、利用してみたい施設をいくつか検討し、立地条件や施設の雰囲気、サービスの内容、利用料などを比較して決定。利用したい施設が決まったら、ケアマネジャーと一緒に、どのようなサービスを受けたら自立を促すことができるのかといったケアプランを作成します。
その後、デイサービス事業所と契約を交わして利用手続きは完了です。
デイサービスの利用料金
デイサービスを利用する場合も介護保険が適用されます。
介護保険の給付額は要介護度によって異なるため、区分支給額限度額内であれば1割の自己負担額で介護サービスを受けることが可能です。一定の所得がある場合は、所得額に合わせて2~3割の自己負担が必要となります。おおよその給付限度額は、要介護1で167,650円、要介護5で362,170円です(※2019年10月時点)。
限度額を超えてしまった費用に関しては、全額自己負担となります。
限度額は介護度別に異なり、点数制によって給付限度額が決定。また、地域性や事業形態によって1単位あたりの単価に差があるため、限度額に多少の相違が生じてしまいます。同じサービスを受けても、介護度によって料金が違うのはこのためです。
また、利用料も滞在する時間の長さによって異なります。設定されている時間枠は、「3時間以上5時間未満」「5時間以上7時間未満」「7時間以上9時間未満」の3種類です。利用する時間の長さによって金額は異なりますが、各介護度の給付限度額内であれば1~3割の自己負担で介護サービスを受けることができます。
デイサービスの利用は、多くの事業所において月額制の場合が多いです。契約変更や解除などのイレギュラーは日割り計算されます。
※参考URL:厚生労働省 – 2019年度介護報酬改定について
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000478355.pdf
デイサービスを上手に利用するためには
デイサービスセンターや老人ホームなどの福祉施設に通いつつ食事や入浴、機能訓練などのサービスを受けられるデイサービスは、家族の負担を軽減できるという目的とした介護サービスの一つとして多くの方が利用しています。
しかし、日帰りで利用できるという魅力から、「明日から通ってみようかな」と思い立ってすぐに利用できるわけではないので注意が必要です。まずは、利用を検討する段階で、要支援1、2の場合には地域包括支援センターへ、要介護1以上の場合には居宅介護支援事業所(ケアプラン作成事業者)へ相談しましょう。そのあと、ケアプランを作成する際のサービス内容や利用する施設などを細かく話し合って決めていくことが重要なポイントとなります。
デイサービスは、あくまでも介護が必要な人が自立した生活を送れるようにサポートするための施設です。施設の良し悪しは規模や外観、料金だけでは判斷できません。利用者のことをよく理解しているか、尊重した対応をしているか、生きがいを見いだせる活動をしているか、自力でできることを見守ってくれているかなど、細かな部分まで含めて慎重に検討しましょう。施設の体験利用ができる場合もあるため、一度見学をしてみるのもおすすめです。
デイサービスの利用は、通所する本人はもちろん、家族も含めて新たな介護生活がスタートします。理想とする介護生活のイメージについて、また「これだけは譲れない」というポイントは何かなど、あらゆる視点から納得の行く施設を選ぶことが大切です。
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